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Good day!

Here, we present each world categorized by its creator’s unique vision. Please take your time and enjoy exploring them at your leisure.

  • 骨折のはなし

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    骨折のはなし

    fracture

    こんばんは。
    めっちゃ暑いですね。僕は暑い夏が結構好きです。

    夏の記憶はたくさんあるのですが、夏といえば骨折というぐらい骨が折れました。中でも強烈なのが、1人新幹線で自転車を持って行き、岡山県の山奥でサイクリングをしていた時にやってしまったやつです。
    ローカル電車に揺られて山奥まで行き、駅から降りたらまず、工具を使って自転車を組立てます。前から行きたかった渓流のイメージ胸を轟かせながら、せっせと坂道を登っていきました。

    運命の分かれ道は、まさに分かれ道でした。へぇへぇ言いながらたどり着いたゴール直前、計画していたルートが工事中だったため(ショックすぎる、が、めげません!)、迂回ルートを下っていきました。僕の頭の中は、透明でキラキラした渓流に入って、つめた〜い!> ˑ̫ <のご褒美でいっぱいで、蛇行する下り道の曲がった先に、木が覆い茂る落ち葉道があるなんてよもや知らず。氷の上よりも綺麗にツルっと滑り、その時仰いだ空がめっちゃ綺麗だったことを覚えています。

    やってしまった…T . T そういえば転んだ時ペットボトルがへこむ音がしたななんてと思いながら、自転車を起こそうとしたら、なんと腕が上がらないではないですか!いや、折れてるはずない、折れてると思ったら挫ける…と思いながら片手ながら必死に帰りました。時間ギリギリに駅に到着し、工具を使って自転車を折りたたむ作業は両手の力が必要で、ふむむー!т  ̫ тと1人唸りながら自転車を縛っていました。

    翌日、病院に行き診てもらったところ、鎖骨がそれはもう綺麗に真っ二つです、綺麗にくっつきますよ!と教えていただき、そっか〜と呟きながら残暑のギブス生活を過ごすのでした。

  • cocoa

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    cocoa

    ここ1年間出張が多くて、ホテルで虚無モードをなんとか避けようとしてるこの頃です。

    (写真のワインは1週間かけて飲みました。リーズナブル。)

    みんなは1人でホテルに泊まったときに、照明をどんな風にしてるんだろう。僕はベッドの近くにある小さいライトだけ付ける派です。自分の部屋も同じぐらい暗いのですが、ホテルは余計なものが置いてないから古くてもめっちゃ綺麗ですね。

    遅くまでやってる喫茶店でココアを頼んで、緊張した頭をほんわりと伸ばす。

    その喫茶店では、ココアじゃなくて”ショコラ”っていう名前でした。可愛い。

    深い味のココアに程よく添えられてるホイップとチョコチップが美味しくて…多分この出張中は他のにチャレンジできないぐらい美味しいです。

    信じれば、散歩道にだって、夢にだって星空が見えるはず。そんなことも思ってしまういい夜です。9時半ぐらいになったら寝ると思います、おやすみなさい。

  • coffee

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    coffee

    夏ももうだいぶ夏になりましたね。
    御茶ノ水駅周辺〜秋葉原周辺、オレンジ色の暑い風を浴びながらする散歩中、木と鉄でできた重い扉の喫茶店を見つけたので入ってみました。

    すごく綺麗で印象的だったのが、かっこいい店員さんの作業用ドリンクであろうスプライトがカウンターに置いてあり、これは多分店員さんがスプライトの銀色っぽい緑色が深い茶色の木のカウンターに合うと思ったら上のチョイスなのかな(思ってないか〜、でもめっちゃ綺麗)とか思いながら、注文してました。

    おしゃれな店で注文して飲み物を受取るまでは、結構緊張します。
    2階のソファー席で、アイスラテをいただきました。深煎りの豆がとてもジューシーで美味しい、うんうん. ̫ .と頷きながら、ついつい長居してしまう日でした。

  • DA

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    大好きな季節

    今年も大好きな季節がやってきた。お気に入りのシャツを着て、カギと財布と携帯だけ持ってそとに出る。昨日のじっとりした空気はなかったみたいに、気持ちいい風と一緒に歩き出す。

    この季節が好きな理由はたくさんあるけど、主な理由は、街の色が一番好きな組み合わせになるということと、何よりアイスコーヒーが一段と美味しく感じることだと思う。それと、やがてくる本格的な夏に挑戦的な気持ちになることもあるだろう。

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  • DA

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    TA

    safe area

    普段は、探しても探しても、全然見つからない場所に、ふと行ける時がある。

    それは明日の光を探っても探っても見えないから、引き返してとぼとぼあるいていると偶然見つけたセーフエリアみたいなもの。

    カラン♪…

    ドアを開けると、渇いたベルの音の後にさざなみの音が聞こえる。

    四角い星が瞬いていて、風はほとんどない。

    遠くの水平線は透き通っていて、水辺には幾何学的なテスクチャーがかかっている。

    そこには、誰もいない。

    でも、誰かに会えるような気がする場所。

    思い出した。
    その場所は、てっきり僕が勝手に作り出した妄想の世界だと思ってたけれど、実は幼い時に何度も訪れていた場所だった。

    カラン♪……
    ザーーー………… … …

    当時も、その扉を開くと合成音声のベルの音が鳴って、少しすると波の音が聞こえた。

    ヤシの木は固まっていて、なぜか錆びた潜水艦が気持ちよさそうに浅瀬に浸かっている。

    自分の足音は聞こえず、周りを見渡しても誰もいない。

    でも、かすかに、ふとした瞬間に誰かに会えるような気がする。

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  • DA

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    マイルーム

    答えの見えない中途半端なものに追われる日々。自分の部屋にいる時さえも何か悪いことをしているような気になって週末の朝の優しい日差しに気づかない。

    そんな時は自分の部屋を、自分の心の中と思い込む。自分はここにいていいんだ。だって、ここは自分の心のなかだもの。

    好きなものを見て、集めて、好きな時間を過す、そんな場所と時間がいいよね。

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  • DA

    CA

    TA

    僕の街

    明るい未来を追いかけて
    足りない嫌いで愛想笑い

    怖さと不安の砂糖を食べて
    腐った体に気づかない

    大事に抱いてたそのなにか
    失い気がつく自分のエゴ

    いつかえがいてた自分のメモ
    日が暮れ静かな夜が来る

    一人で彷徨う星空に
    綺麗とささやく夜の海

    黒くて見えないその瞳
    生きてる理由を探してる

    ある日僕は、君と出会った

    俯いて歩き続ける僕に、
    上を向いて大きく手を振って歩いていくことの大切さを教えてくれた

    下を見ないとちゃんと歩けないという僕に
    へたくそでも、がむしゃらでも君らしいのが一番と言って、僕の隣で一緒に歩いてくれた

    あなたが教えてくれたことが、世界に広がって
    冷めたこの世に笑顔が溢れるように

    僕も誰かの隣で、一緒に大きく手を振って歩けたらいいと思う

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  • DA

    CA

    TA

    この世界は混沌としていて残酷だ

     この世界は残酷だ。

     この世界はもともと理性を持たない、本能で動く植物・動物たちの園であって、理性で動く人類が一生を終えるにはあまりにも辛い。

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